2010/10/27

「ヒヤッ」とした脱衣室


「ヒヤッ」とした脱衣室。つめたい外気が入り込む玄関や廊下。
そんなことが気になる季節になりました。






そうしたなか先日926日、浴室での事故などをテーマにした市民向けの公開シンポジウム「積雪寒冷地の住まいにひそむ生活環境上の危険を考える」(日本雪工学会建物の環境研究委員会主催)が仙台で開催されました。その中で、入浴事故の研究者である九州大学の栃原裕先生によると、冬季の浴室での不慮の事故や脳血管疾患で死亡する高齢者は、積雪寒冷地である東北地方や北陸地方の日本海側に多いが、北海道では全国平均程度になっているという興味深い内容でした。外気温が低い北海道でなぜ入浴死が少ないか、その地域性の違いが見られる原因の一つとして、住宅内の温度差が挙げられるということでした。





北海道を除きまだまだ全館暖房のところは少なく、居間や寝室が暖房されていてもトイレ、廊下、脱衣室,浴室が外気温に近い温度にとどまっていることが少なくないとのこと。暖かい居室から寒い脱衣室に移動したとき、そのヒートショックにより高齢者は脳卒中や心疾患に陥りやすいことが知られていることからも、とくに高齢者が居住する住宅では浴室や脱衣室の温熱環境を整え室温のバリアフリー化が推進されなければないと話されました。




 




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From 仙台営業所










放射(輻射)冷暖房/放射(輻射)暖房/加湿/除湿のピーエス


K.T

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